蒲田に移って3週間が過ぎる。
もうすぐ1か月というところ。

蒲田は、来る前までに持っていたイメージとは
全く違っていて、とても住やすく、
僕にはすごく馴染みやすい街だ。

商店街の中にあるイタトマで
アイスコーヒーを飲みながら
買ったばかりのモバイルノートを開いて
この文章を打ってるのだが、
こんな姿を3月までの僕に想像できるだろうか。笑

以前だったら、喫茶店でこんなことしてる人を見たら
「なにやってんだこいつ」と思っていたのだが、
実際自分に置き換えてみると
なんてこたない「えなにって、文章を打ってるんですけど?」
となるわけである。

家で打てばいいじゃないかという問いに対しても
家だけじゃダメだという理由をしゃーしゃーと言えるという。

喫茶店でノート開くの良いな。
やっぱり一度経験してみないとね。

また、この経験のおかげで、ノートを開いてる人が
本当に仕事でやっているのか否かを
おおよそ理解できるようにもなった

服装とかではわからないし、
ネットを見てるだけでは遊んでると断言はできない

簡単に言うと、目と姿勢で大体わかるのだ。

いくらスーツ着て真剣な顔しながら
画面に向かってキーを叩いていても
垂直~前傾姿勢じゃない限り
ほぼゲームか友達チャットだね。
だいたい背もたれに寄りかかってキーに手を置いている。
スーツを着ていてもとてもリラックスしていて楽しそうだ。
仕事してそうにも見えるし一石二鳥だね。

逆にラフな格好していても
垂直~前傾姿勢でパソコンに向かっている場合
ほぼ仕事、FXかなにかのチャートを見てる人が多い
ある意味、喫茶店では、こういうラフな格好の人たちのほうが
いろいろと戦っている人が多い。
いくら損したんだろうか、みたいな。笑
仕事してそうに見えないし踏んだり蹴ったりだね。

そして、こんな風に周りの人の行動を断定している僕が
そう、一番なにもしてないのである。
ノートを開いて仕事をしてる人は
人の目線や姿勢なんていうのは全く気にならないはず。
そうです、私がカフェで何もしてないヘンなおじさんです。

いや、何もしてないわけじゃなくて、
何もできない、といった方がスッキリするかもしれない。

今まで喫茶店に一人で居座ったことがほとんどなかったので
喫茶店のカオスな世界を表面的にしか理解してなかったのだが、
今、結構な時間をココで過ごすことで、
さまざまな人間模様を見ることができるのである。

要するに、人の会話を盗み聞きしてるという。

このブログを打ってる最中でも、
隣ではおばちゃん5,6人が
テーブルを囲んでなにやら子供の部屋の掃除について
熱く語りつつも、最後は「あたしは子供の世話にはならないわ」
と全員宣言してこの日のミーティング終了☆
ざっとこんな感じ。

あの会話のスピードだったら
全部文字打ちできたかもしれないが、
コーヒーが口元で止まって聞き入っちゃうような
そんな昼ドラ奥様劇場だったので
内容はもったいないので書かない
創作活動のネタに使わせてもらおう。

午後の喫茶店って、真っ昼間なのに
夜の酒場の会話よりもディープなのだ。

喫茶店はおもしろいね。
だから全然作業ができない。笑


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